パリならではのゆっくりとしたリズムに身をゆだねてみたい。
パリジェンヌのお気に入りのグルメスポット
を紹介します。




セ・サンパ
感じいい!親切!ちょっと贅沢!「セ・サンパ」とパリジャンは表現します。そんなサンパなパリを、ほぼ毎週更新でご紹介しています。
美味ビストロ
2004.05

CAFE DES MUSEES
カフェデミュゼ
 49、RUE DE TURENNE 75003 PARIS
 Tel: 014272-9617


4区のマレー地区、ピカソ美術館やヴォージュ広場にほど近いところにある典型的なカフェビストロ。昔からカフェのオーナーはオーベルニュ出身の人に決まっていて、つまり田舎のやせた土地で何もないところの若者がパリに出てきてカフェの給仕になり小金を貯めながらある年齢になるとカフェを買い取って念願のオーナーになる、という訳だ。だからそういうところで出す料理は自然オーベルニュ地方の典型的な料理が多い。昔農民の食べられる唯一の肉は豚であった。だから豚肉加工品のハムやソーセージ、サラミや豚肉と豆をあわせたようなものだ。

この店もその例に漏れないのだがこういう店はパリにいくらでもあり外からではこの店が他に比べて素晴らしく美味しいかどうかはまったく判別できない。
普段は皆その辺でコーヒーやビールをすすっている。でもこのコーヒーが美味しい。そして昼近くになると並べられるデザートのお菓子が見事でおいしそう。その辺のカフェでは見られないパリブレストやオレンジを丸ごと使った大きなタルトなどもあり、思わず食指が動く。

牛の焼いたのがスペシャリテなのだが子羊も美味しく、またその付け合せの豆が煮過ぎずにんにくや香草が利いていて素晴らしい。もちろん缶詰めなどとは訳が違う。地のものだということが風味でわかる。デザートにはオレンジのタルトタタン風をいただいてみた。びっくりした。皮も入っているのに柔らかく口の中で溶けていくようだ。季節のイチゴとか日本人には馴染みのカスタードプリンもある。

前菜とメイン、又はメインとデザートで18ユーロ、それにグラスワインとエスプレッソで25,6ユーロ位。夜も同じ。
ちゃんとしたレストラン料理の他にサラダやサンドイッチの種類も豊富にありあまりお腹がすいていない人にもOK。殆ど年中無休でやっているので「今日はひょっとして?」などとヒヤッとしなくて済む。

休み:12月25-1月1日

VIN DE ZINC
ヴァンドザング
 25、RUE OBERKAMPH 75011 PARIS
 Tel: 0148062823



レピュブリック広場から5分程の所にあるビストロ。オベルカンフ通りの25番地にあり、その25(ヴァントサンク)の音と店名が語呂合わせになっている。店名は「亜鉛めっき(ザング)のカウンターのワイン(ヴアンドザング)」という意味。ビストロのカウンターは亜鉛のめっきで出来ているからだ。だから番地も名前も覚えやすい。モダンな感じの店内。でも冷たくなく取っ付き易い。シェフが10何年か働いていた店は知る人ぞ知る有名な店。そこを去年の12月に去りこの店の厨房で腕を振るっている。

料理はやはりオーベルニュ風のレンズ豆とソーセージのサラダとか子羊の煮込み、黒い血のソーセージなど、典型的なビストロ料理が多い。でも材料が厳選されておりどれもびっくりするほどおいしい。絶品はラムのソースと大きなインゲン豆の付け合せの絶妙な調和である。ソースが何で出来ているのか確かめようとしたがわからず、結局美味しい、美味しいと食べてしまった。インゲン豆もふっくりとして言うに言われずソースを吸ってほっぺたが落ちそう。これを選んでよかった。2つある日替わりメインの一つなのだ。だからこう書いたからといって皆さんが行った時にこれがあるとは限らないのですが…。

FORMULE(フォルミュル)と言って前菜、メイン、デザートから好きな2つを選び食べるのが今摂食のパリで流行っていて、ここもそう。お昼などはあまりお腹もすいてないし時間もお金ももったいないので、皆このフォルミュルで済ませる。デザートは最近流行のチョコレートのミキュイを取ってみた。周りは焼けてスポンジケーキのようだが中からとろっとチョコレートが溶け出す仕組み。いろいろなところで食べてみたが今のところここが最高。

と言うことでここで食べない人は損をします。しかも、しかも、週日はお昼に限りフォルミュルが12ユーロなのです!安いでしょう?ワインはビオの有機栽培のものばかりで、ここにも材料厳選の姿勢が現れている。グラス4ユーロ位から、夜や土曜は12から18ユーロになる。でも3コース取ってワインを飲んでも30ユーロ位。食べない手はない。お勧め。お薦め。

休み:日、月、1月1日、5月1日、8月2週間、12月25日から1週間

経営者交代のため2006.10月現在は「CIELO」シエロという名前のレストランとなっています。

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Yusuke HAKOYAMA
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