このたび、パリ情報発信サイト"モンパリ"にて、ベジタリアンをテーマにした記事を、不定期ではありますが寄稿させていただくことになりました。
私は長年、ローヴィーガン(生菜食)を中心とした菜食の研究と実践に携わり、現在は認定NPO法人日本ベジタリアン協会(副代表)*1、日本ベジタリアン学会(監事)*2、など、公的な立場から菜食(ベジタリアン・ヴィーガン)の普及や啓発、ボランティア活動に関わっています。一方で、菜食は決して特別な人のためのものではなく、日々の暮らしの中で、それぞれの価値観や文化とともに育まれてきた「生き方の選択」でもあると感じています。
この連載では、さまざまな角度から「ベジタリアン」というテーマを見つめていきたいと思います。菜食に親しんでいる方にも、これから知ってみたいと思っている方にも、静かな気づきや小さなヒントとなれば嬉しく思います。
いけやれいこ
*1
認定NPO法人日本ベジタリアン協会
www.jpvs.org
日本ベジタリアン協会(JPVS)は、 1993年4月設立、1994年8月に110余年の歴史を有するべジタリン団体の世界的な統括機関・国際ベジタリアン連合(IVU)に我が国唯一の団体として加盟、2001年2月に特定非営利活動(NPO)法人、2020年8月に高い公益性が認められベジタリアン・ヴィーガン団体として初めて認定NPO法人の認証を受けた非営利団体です。設立以来、「人と地球の健康を考える」をテーマに菜食とそれに関連した生命の尊厳、健康、栄養、地球環境保全、途上国の飢餓救済、動物愛護などの問題に関する啓発や奉仕を目的とし、菜食に関心のある人々に必要な知識や実践方法を広め、共有していくためのネットワークづくりを行っています。2023年1月には農林水産省よりベジタリアン・ヴィーガンJAS登録認証機関第1号に認定されました。
*2
日本ベジタリアン学会
www.jsvr.jp
日本ベジタリアン学会(JSVR)は、菜食(ベジタリアン)とその関連分野(健康、栄養、医学、環境、倫理など)の研究発展と啓発を目的とした学術研究団体で、日本ベジタリアン協会(認定NPO法人)を母体に2000年に設立され、日本学術会議協力学術研究団体にも指定されています。学会と協会は密接に関連していますが、学会は学術研究、協会は一般への啓発・普及活動が中心です。